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新しい学校のカタチ

2023-02-17

みなさま、こんにちは。

 

今週は一段と厳しい寒さでしたね。しかし、長い冬が始まる・・と思ったのも束の間、冬も終盤に近づいていますね。

時の経つスピードが、年々速くなっていっている気がします。

(社長には、50代からはジェットコースターだぞ!と脅されました。)

 

さて、昨日の苫小牧民報さんでとある記事を目にしました。

苫小牧市内の中学校さんで、不登校の生徒さん向けに校内に学習支援教室を設けたという内容でした。

現在広島県の教育庁である平川さんが神奈川県で校長先生をされている時、校内フリースクールを開き、学校に通うようになった生徒さんが増えたそうです。

 

それを知って以来、校内フリースクール(学習支援)がより一般的になればな~と思っておりました。

現在は神奈川県や苫小牧市以外の市町村でも、こういった活動は広がりを見せています。

教室へ行ってもいいし、そういう空間で過ごすこともできる。

そうした選択ができることは素晴らしいと思います。

 

ただ、校内フリースクール(学習支援室)の目的は、学校さんごとに異なるようです。

①あくまでも、教室復帰を目指したもの 

②教室復帰を目標とせず、個別最適な学習ができる場所にする

 

後者に重きを置いている広島県福山市の教育委員会さんは、

『自分を知って、学校生活のことや生き方について考えることができる場』

と位置づけているようです。

 

これがとてもよく機能しており、不登校で自信を無くしていた子も、今では目をキラキラさせながら自ら学習に励んでいる、ということが起こっているようです。

願わくば、どの教室でもこうした環境になってもらえれば良いのにな、と思います。

 

よく『個別最適な学習』と耳にしますが、この「個別最適」という概念をより掘り下げて考え、認知を広めていくということがより重要となってくるのではないでしょうか。

 

経済産業省の『未来の教室通信』を愛読している私は、通信が来るたびにワクワクしてなりません。

みなさまも、教育や子供達にご興味のある方は無料で登録できますので、是非読んでいただけたらと思います。

未来の教室通信vol19.pdf

個別最適を掘り下げるヒントがたくさん書かれています。

 

そして、お子さんに限らず、教育について掘り下げるということは、会社という空間をどのようにしていきたいか、という事にも繋がります。

 

会社を経営されている方、部下がいらっしゃる方、後輩の育成で悩まれている方、たくさんのヒントが教育現場には隠されています!

 

学校でも、家庭でも、企業でも、それぞれが生き生きと過ごせる社会になってほしいですね。

 

それでは、みなさま良い週末をお過ごしください。